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【KUON neighbors】 レ ミルフォイユ
こんにちは、長谷川です。 KUONのお店には4つの花器があります。それぞれ素材・大きさが異なり、それぞれの花器との相性を考えて季節の花を飾っています。 ですが、その美しさも儚く短かったり、お金がかかったり、毎日お水を変えるのが大変だったり。私は特別な時にしかお花屋さんに行って花を選んだり買ったりすることはありませんでした。母の日ぐらいなのでカーネーション一択でしたが。 なので、定期的にお花屋さんに行くようになったのはKUONに入ってからです。初めの頃は藤原さんが買ってきた生けた花を眺めるだけだったのですが、次第に私がKUON近くのお花屋さんに花を選び、買いに行くようになりました。 今回はそんなお花屋さんについて書かせていただきます。 KUONでお買い物した後に、奥様やお付き合いしている方にお花を買って帰ると良いことがあるはずです。(ご飯のおかずが増えたり、いつもより優しくしてくれたり) les mille feuilles(レ ミレフォイユ) こちらがKUONに生けてある花を買わせていただいているお店の外観です。 パリを中心に建造されている「パサージュ」をモチーフとした外観のため、ヨーロッパの街並みを思わせる佇まい。 (いつも離れて外観を見ることがなかったのですが、こうして見るとほんとに従来の花屋さんとは一味違う趣を感じます。) 店内は、温かみのある優しいライトに包まれており、アンティーク家具や小物と一緒に並んで花たちも陳列されております。毎回来るたびにどこか異国の地へ足を踏み入れた感覚。お店の雰囲気と温かく迎え入れてくれるスタッフさん達が相まってとても居心地が良いです。 毎月2,3回花を買いに来て、季節の花や1つの花器に生けるときのバランスやお手入れ方法を親身になって教えていただいてます。 スタッフさんによっては、KUONにある花器の大きさまで既に覚えてくれている方も。 週に3回花の入荷があるので、いつお店に行っても新鮮です。この居心地の良い「レミルフォイユ」で花を購入して、帰りに以前の ブログでご紹介した居心地の良い「BLAKES」でカレーを食べてお店に戻ります。 午後の仕事めちゃくちゃ頑張れます。 KUON Flagship Storeの花 初めは花の生け方のバランスが分からず、『花難しい…』と思っておりましたが、最近では『この花はこの花器に合いそう』とか『この花入れてみようかな』とか冒険してみようという気持ちも生まれてきました。 いつも一緒に花を選んでくれているレ ミルフォイユの皆様のおかげです。 初めてお店にお伺いしたときはKUONにある花器を全て見てもらい、ご相談をさせていただいておりましたが、徐々に『この花は今シーズンのテーマカラーっぽい』とか考えながら選んでます。 私の花の楽しみ方 初めに『花の美しさは儚く短い』と書きました。 確かに元気よく花を咲かせている期間は短いです。ですが、少し元気がなくなって葉が茶色になり始めたときには、また違う一面を見ることが出来て、元気よく花を咲かせているときとは異なる美しさも楽しめることに気が付きました。 また、少しでも花が元気よくいられるようにオープン前には太陽の光が入ってくるところに花を集めるようにもなりました。自分で言うのはあれですが、花は人を優しくしてくれます(笑)...
【KUON neighbors】 レ ミルフォイユ
こんにちは、長谷川です。 KUONのお店には4つの花器があります。それぞれ素材・大きさが異なり、それぞれの花器との相性を考えて季節の花を飾っています。 ですが、その美しさも儚く短かったり、お金がかかったり、毎日お水を変えるのが大変だったり。私は特別な時にしかお花屋さんに行って花を選んだり買ったりすることはありませんでした。母の日ぐらいなのでカーネーション一択でしたが。 なので、定期的にお花屋さんに行くようになったのはKUONに入ってからです。初めの頃は藤原さんが買ってきた生けた花を眺めるだけだったのですが、次第に私がKUON近くのお花屋さんに花を選び、買いに行くようになりました。 今回はそんなお花屋さんについて書かせていただきます。 KUONでお買い物した後に、奥様やお付き合いしている方にお花を買って帰ると良いことがあるはずです。(ご飯のおかずが増えたり、いつもより優しくしてくれたり) les mille feuilles(レ ミレフォイユ) こちらがKUONに生けてある花を買わせていただいているお店の外観です。 パリを中心に建造されている「パサージュ」をモチーフとした外観のため、ヨーロッパの街並みを思わせる佇まい。 (いつも離れて外観を見ることがなかったのですが、こうして見るとほんとに従来の花屋さんとは一味違う趣を感じます。) 店内は、温かみのある優しいライトに包まれており、アンティーク家具や小物と一緒に並んで花たちも陳列されております。毎回来るたびにどこか異国の地へ足を踏み入れた感覚。お店の雰囲気と温かく迎え入れてくれるスタッフさん達が相まってとても居心地が良いです。 毎月2,3回花を買いに来て、季節の花や1つの花器に生けるときのバランスやお手入れ方法を親身になって教えていただいてます。 スタッフさんによっては、KUONにある花器の大きさまで既に覚えてくれている方も。 週に3回花の入荷があるので、いつお店に行っても新鮮です。この居心地の良い「レミルフォイユ」で花を購入して、帰りに以前の ブログでご紹介した居心地の良い「BLAKES」でカレーを食べてお店に戻ります。 午後の仕事めちゃくちゃ頑張れます。 KUON Flagship Storeの花 初めは花の生け方のバランスが分からず、『花難しい…』と思っておりましたが、最近では『この花はこの花器に合いそう』とか『この花入れてみようかな』とか冒険してみようという気持ちも生まれてきました。 いつも一緒に花を選んでくれているレ ミルフォイユの皆様のおかげです。 初めてお店にお伺いしたときはKUONにある花器を全て見てもらい、ご相談をさせていただいておりましたが、徐々に『この花は今シーズンのテーマカラーっぽい』とか考えながら選んでます。 私の花の楽しみ方 初めに『花の美しさは儚く短い』と書きました。 確かに元気よく花を咲かせている期間は短いです。ですが、少し元気がなくなって葉が茶色になり始めたときには、また違う一面を見ることが出来て、元気よく花を咲かせているときとは異なる美しさも楽しめることに気が付きました。 また、少しでも花が元気よくいられるようにオープン前には太陽の光が入ってくるところに花を集めるようにもなりました。自分で言うのはあれですが、花は人を優しくしてくれます(笑)...

屈強なパッチワークセーター
こんにちは、長谷川です。 店頭に存在感を放つアイテムがあります。 「重みがありますね」「これ見に来ました」「実際に見るとすごいですね」 「インスタで見て気になってました」「最後にこれだけ見ていいですか?」 今、店頭で多くのお客様が反応を示しているセーター。 今回は店頭で多くのお客様を魅了しているセーターについてご紹介いたします。 Upcycled Irish Sweater Upcycled Irish Sweater 一見、遠目で見るとビックシルエットのセーターですが、よく見ると様々な編柄のニットでパッチワークが施されております。 このパッチワークに使用されているニットは、汚れてしまったり、穴が開いてしまったりして着用できなくなってしまったビンテージのアイリッシュ・フィッシャーマンズセーターです。 一度着用出来なくなったセーターが店頭に並ぶまでには手間・ひまが込められています。店頭に並ぶまでの背景についても今回ご紹介させていただきますが、先ずはアイリッシュ・フィッシャーマンズセーターについて知っていただきたいと思います。 アイリッシュ・フィッシャーマンズセーター フィッシャーマンズセーターの誕生はアイルランドのアラン諸島です。「フィッシャーマンズセーター」というのはアイルランド語の呼び方で、アランセーターと言われれば聞き馴染みあるはずです。 アイルランドのアラン諸島は大西洋に囲まれた島のため、海からの強風が吹き付けられる位置にあります。その環境は漁を営む漁師たちにとってはとても過酷でした。 そんな過酷な環境のもとフィッシャーマンズセーターは誕生しました。 セーターに使用されているウールは、この環境下で飼育された羊の羊毛を使用しており、この羊毛には天然の油分が含まれていたため、耐水性があり、非常に温かかく、この過酷な環境下で島民たちに愛されておりました。 更に、 1000年以上前に誕生したフィッシャーマンズセーターは、アラン諸島の女性達が父、夫、息子が漁に出ても寒くないようにと編んでいたそうです。 この様々な網模様にもそれぞれ意味があります。 ケーブル網・ダイヤモンド網・ハニカム網などなど、、、長寿や健康。子孫の繁栄。富。などそれぞれの願いも込められて織られており、当時は家庭によって網模様が違っていたため、日本でいう家紋のような意味合いだったのかと感じます。 「面白そうだから作ろう」 ここまでアイリッシュ・フィッシャーマンズセーターについて書かせていただきました。 Upcycled Irish Sweaterが店頭に並んでいて、確かに存在感も放っているしすごく魅力的ですが、私はひとつ気になることがあったので、ブログを書きながらデザイナーの石橋さんに聞いてみました。 「なんで、このセーター作ろうと思ったんですか?作るのめちゃくちゃ大変ですし、、、」...
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こんにちは、長谷川です。 店頭に存在感を放つアイテムがあります。 「重みがありますね」「これ見に来ました」「実際に見るとすごいですね」 「インスタで見て気になってました」「最後にこれだけ見ていいですか?」 今、店頭で多くのお客様が反応を示しているセーター。 今回は店頭で多くのお客様を魅了しているセーターについてご紹介いたします。 Upcycled Irish Sweater Upcycled Irish Sweater 一見、遠目で見るとビックシルエットのセーターですが、よく見ると様々な編柄のニットでパッチワークが施されております。 このパッチワークに使用されているニットは、汚れてしまったり、穴が開いてしまったりして着用できなくなってしまったビンテージのアイリッシュ・フィッシャーマンズセーターです。 一度着用出来なくなったセーターが店頭に並ぶまでには手間・ひまが込められています。店頭に並ぶまでの背景についても今回ご紹介させていただきますが、先ずはアイリッシュ・フィッシャーマンズセーターについて知っていただきたいと思います。 アイリッシュ・フィッシャーマンズセーター フィッシャーマンズセーターの誕生はアイルランドのアラン諸島です。「フィッシャーマンズセーター」というのはアイルランド語の呼び方で、アランセーターと言われれば聞き馴染みあるはずです。 アイルランドのアラン諸島は大西洋に囲まれた島のため、海からの強風が吹き付けられる位置にあります。その環境は漁を営む漁師たちにとってはとても過酷でした。 そんな過酷な環境のもとフィッシャーマンズセーターは誕生しました。 セーターに使用されているウールは、この環境下で飼育された羊の羊毛を使用しており、この羊毛には天然の油分が含まれていたため、耐水性があり、非常に温かかく、この過酷な環境下で島民たちに愛されておりました。 更に、 1000年以上前に誕生したフィッシャーマンズセーターは、アラン諸島の女性達が父、夫、息子が漁に出ても寒くないようにと編んでいたそうです。 この様々な網模様にもそれぞれ意味があります。 ケーブル網・ダイヤモンド網・ハニカム網などなど、、、長寿や健康。子孫の繁栄。富。などそれぞれの願いも込められて織られており、当時は家庭によって網模様が違っていたため、日本でいう家紋のような意味合いだったのかと感じます。 「面白そうだから作ろう」 ここまでアイリッシュ・フィッシャーマンズセーターについて書かせていただきました。 Upcycled Irish Sweaterが店頭に並んでいて、確かに存在感も放っているしすごく魅力的ですが、私はひとつ気になることがあったので、ブログを書きながらデザイナーの石橋さんに聞いてみました。 「なんで、このセーター作ろうと思ったんですか?作るのめちゃくちゃ大変ですし、、、」...

時を超えたコラボ
The colors of Tokyo Tower, skyscrapers, and the sky of Tokyo are expressed by "SASHIKO-ORI" in the MON SASHIKO fabric of the Fall/Winter 2021 Collection.
時を超えたコラボ
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【対談】DAN別注 Fleece Jacket w/BORO / DANハズム・ダイキ
Prior to the launch, we had an interview with Mr. Hazumu, owner of DAN, Daiki, store manager of DAN and Ishibashi, designer of KUON at DAN a few days ago.
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