こんにちは、長谷川です。
2022年秋冬コレクションで初めて登場したKUONのニット。
2023年春夏コレクションでも制作しました。
今回はKUONのニット第2弾をご紹介します。
KUONチームでは、
『ニットを着ない』で有名な私も今欲しいと思っているニット。
年齢的にそろそろ品のある格好をしたいと思っていたし、このニットだから着たいと思いました。
何故このニットを着たいと思ったのか?
先ず
ニットを着ない理由
①チクチクする気がする
②動きずらい気がする
③暑苦しい気がする
④手入れが面倒な気がする
⑤何かに引っかかってほつれる気がする
『ファッション業界にいるのなら、これぐらいは我慢。お洒落は我慢。』って思われるかもしれませんが...『我慢をせずにお洒落が出来たら最高ですよね?』
今季のニットは、⑤以外全て解決している気がして欲しくなったし、何よりファッションアイテムとして、とてもお洒落。
(⑤はニットに限らずな気がするので大事に着ます。)
それでは、今着たいと思っているニットをご紹介します。
グラデーションニット
5段階のグラデーション。
1層目、2層目。
3層目。4層目。
5層目。そしてリブ。
上から下に編柄を緩くしていって、つなげてグラデーションにしています。
『こんな風にニットって作れるんだ。』と気持ちが高揚します。
そして、異なる編柄の接続部の裏地。
ごわつかずに、サラッとしていて軽くて着心地も良いので、ノーストレス。
コットン生地で丈夫だし、通常の糸よりも毛羽立ちが少ない糸を使用して編まれているので、シルクのような光沢感や滑らかさがあってノーストレス。
グラデーションの編柄は背面も。
更に、ボディに合わせて袖にもグラデーションの編柄。
こういった細部への拘り。デザイナーらしさを感じます。
2つの意味で風を感じるニット
風を感じて動きが生まれる。
サラッとした軽いつくりなので、夏の南風の揺れで、編柄が動いて表情が変化するので、様々な表情が楽しめる1着。
もちろん、インナーに着るものによっても表情が変わるので、飽きずに楽しめそう。
風を感じてスースーする。
裾や袖部分の編柄がメッシュのように粗いので、インナーに半袖を着用した際に、腕に直接風を感じてスースーします。
店頭でよく、『夏ってファッションの引き出し(アイディア)が少なくなる』と話になりますが、品の出るスタイリングに一役買うアイテムだと思います。
ここまでは、私のニットに対するストレスが解消された話。
それでは、どんなアイテムなのか?
ニット3型全て着用しました。
Vネックベスト
Gradient Knit Cotton V-neck Vest
175cm, Lサイズ着用
身幅にゆとりを持たせて、着丈を短めに設定しているので、トラディショナルなアイテムのベストもモダンな雰囲気になります。
デニムにTシャツもカッコいいんだけど、味気ないし、カジュアルすぎる...
そんな夏の装いをベストが品を上げてくれる。『なんか洒落ていていいですよね』
ジャケットのインナーとして着用してもノーストレスのサラッとした作り。
S,L,XXLの3サイズ展開。私ぐらいの身長(175cm)だとLかXXLがおすすめです。
普段KUONのMサイズを選ばれる方も、このニットに関してはLかXXLで迷ってXXLにする。ってこともありますので、お気軽にどちらのサイズも試して悩んでください。
(↑はジャケットの下に着ようと思ってLサイズを着用しています。)
クルーネックセーター
Gradient Knit Cotton Crewneck Sweater
175cm, Lサイズ着用
カーディガン
Gradient Knit Cotton Cardigan
175cm, Lサイズ着用
リラックスさとエレガントさのバランスが丁度良い。
半袖半ズボンだと露出面が多すぎて、子供っぽくて女性ウケがあんまり…らしいので、クルーネックセーターやカーディガンを羽織って品を上げましょう。
最後までありがとうございました。
今回ご紹介したアイテムはこちら。
Gradient Knit Cotton V-neck Vest