こんにちは、長谷川です。
私がKUONを知ったのは、たまたまインスタグラムで見た2017年の秋冬コレクションのLOOKを見かけてから。純粋に『カッコいいブランドだなぁ』と興味を持ち始めたのがきっかけです。
↑当時発見したのはこの写真。
KUONを知ったばかりの当時は、すでに洋服関係で勤めていましたが、洋服は『安くたくさん作って、たくさん売る』のマインドでした。
しかし、インスタグラムでたまたま見つけたKUONを調べいくと『襤褸』『裂き織り』『刺し子』など、『たくさん作れるものでもないし、高価なモノ...』
当時のマインドと正反対では衝撃を受けました。
そんな高価なモノをストリートに落とし込んでいたり、飾っておくのではなく、ファッションアイテムとして着て楽しめる洋服が作られていました…知れば知るほどファンになっていった記憶があります。
それから、2021年にKUONチームへ加わってから約2年半。
KUONの洋服をたくさん着てきました。
製品のみならず、閉店後には店頭の鏡の前で多くのトワルも着ました。(※トワルとは、シーチング布を使用して仮縫いしたサンプル)
デザイナーがトワルをチェックして、気になる箇所があると次の日の午前中には修正されたトワルがあって、また試着して、修正しての繰り返し。
まさに『1ミリにこだわるものづくり』を体感。
デザイナーの仕事を間近で見ていて、KUONの服は着た時の高揚感やカッコ良さはもちろんですが、美しさ、ストレスが無いか、動きやすいかなど、買った後のことまで考えていると感じましたし、『パタンナーやテーラーの経験で培ったスキルが活きているんだなぁ』とも思いました。
ちなみに110万円する襤褸ジャケットもガシガシ着用してもらいたくて、肩パットが入ってないので、着心地抜群だし、程よく力が抜けていて『なんか良い』です。
着用してみると着心地の良さに反動を受ける洋服ばかり。
KUONを知るきっかけはインスタグラムで見た迫力ある襤褸ジャケット。
『襤褸ジャケットが本当にカッコいい』
(今でも襤褸ジャケットはいつかお金に余裕が持てるようになったら手に入れたいと思っています。)
ただ、KUONの洋服をたくさん着た今だからこそ思うのは着用したときの、
『なんか良い』
何が言いたかったかというと、着る人のことを想って真面目に作った洋服は、『なんか良い』ってことです。
そんなKUONが作る紳士の定番アイテム。
前置きが長くなりましたが、2023年秋冬コレクションの中からアイテムをご紹介します。
オックスフォードボタンダウンシャツ
本日ご紹介したいのは、オックスフォードボタンダウンシャツ。
個人的にKUONでこういうシンプルな洋服は新鮮で、反動を受けました。ワードローブには欠かすことの出来ない名脇役的なアイテム。皆さまも一着は持っているはずです。
【Supima Cotton Oxford Button Down Shirt】
Color: White, Sax
シンプルそして定番のオックスフォードのボタンダウンシャツです。
シンプルな定番アイテムだからこそ誤魔化しが効かないアイテム。そして、肌に一番近いシャツだからこそ、作りにこだわった気の利いたモノを選んでほしい。
そんな想いがあるので、KUONが作るオックスフォードボタンダウンシャツを一度お試しいただきたい。
今季のスタイリングを惹きたてる、まさに名脇役です。
背中とカフス部分には細かいプリーツが入っていて、シンプルな定番アイテムですが、遊び心も忘れていません。
そして、ボタンダウンならではの品のある襟に、少し粗さのあるオックスフォード生地のバランス。
是非一度お試しください。
最後までありがとうございました。
本日ご紹介したアイテムは