こんにちは、長谷川です。
去年の夏に開催された24SSコレクション展示会の際に、『春夏だけど、あえて温かみのある泥染めのアイテムをはきたい』ってオーダーした"Dorozome Hakama Trousers"。
手元に届いてから約2カ月、ガッツリはき込みましたので、経年変化の具合をご紹介。
そもそも『泥染めって何?』という方はこちらの記事をチェックしてください。
着用前
フロント
バック
サイド
未着用状態でも天然染色特有の色ムラが複雑な表情を生み出し、大量生産にはない美しさが感じられます。何度も何度も染色を繰り返すことで生まれる黒褐色は、現代人が忘れがちな価値観を思い出させてくれます。
2カ月着用後(洗濯1回)
フロント
全体的に色が抜けて、さらに雰囲気が良くなってきました。よく擦れる内股はアタリが出ています。
ウエスト部分も組紐が擦れていい感じにアタリが。
バック
膝裏からふくらはぎ辺りにうっすらと蜂の巣っぽい横筋が見えてきました。
裾部分もステッチに沿ってパッカリングっぽいアタリが出てます。
ポケット口やヒップ部分も良い感じにアタリが出ています。
サイド
ポケット口はスレが激しく、色落ちが早いですね。いい感じにコントラストが出ています。
比較
比べてみるとわかりやすい。よく擦れる部分は色が抜けて芯の白い部分が見えてきて、デニムのようなコントラストが生まれ始めています。
生地は丈夫なカツラギですが、糊が落ちているので、『リジットデニムの様に固い!!』って言うことはありません。ストレスフリーでガシガシはいて、長くエイジングが楽しめます。もっとこだわりたい方は着用前に糊付けしてみるのもいいかも。
第2回泥染め経過観察は、夏の終わり頃ですかね。これからもガンガンはく予定なので経年変化をお楽しみに。
『新しいものは古くなるけれど、美しいものはいつまでも美しい』
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