こんにちは、長谷川です。
開催中の"小川商店 in KUON Flagship Store"ポップアップイベントも今週末(12月11日)で終了となります。
普段見ることの出来ない貴重な民芸品が店頭に並ぶこの機会。
少しでも多くの方に一目見ていただきたいと思ったので、ご案内いたします。
KUONのクリエイションに欠かすことの出来ない、襤褸やビンテージの裂き織りなど、本物の民芸品を扱っている『小川商店』。
小川商店は、KUONの「時代考証チーム」として、ブランドの立ち上げから、歴史、文化、アートなど様々な分野でサポートをしてくれています。
また、KUON2022年秋冬コレクションのインスピレーション源ともなった、金継ぎの器や花籠などもセレクトしております。
間違いなく2022年を締めくくるのに相応しいイベント。
それでは早速、どんなモノが店頭に並んでいるのか...一部ご紹介していきます。
北大路魯山人 大吉羊無地刷毛目鉢/金継ぎ
早速、ポップアップの本丸。金継ぎ鉢。
北大路魯山人大吉羊無地刷毛目鉢(キタオオジロサンジンダイキチヨウハケメバチ)
大正から昭和と、ご活躍された画家・陶芸家・書道家・漆芸家・料理家・美食家など多彩な顔をもった、『魯山人』として知られている芸術家の作品です。
19世紀スペイン輪線水柱
陶磁器や漆器の日本伝統の修理技法『金継ぎ』。
割れて使えなくなってしまった陶磁器などを、金や漆などをつかって修復する技法。
当時の人々のモノを大事にする精神から生まれた金継ぎは、金で装飾を加えることで、傷跡を『美しさ』として楽しみ、傷をなかったことにするのではなく、歴史として受け入れておりました。
侘び寂びと呼ばれ、完璧ではないモノにも情緒的な美しさを見出す日本人の豊かな心や姿勢を感じられます。
本物を見ながら、【KINTSUGI Regular Collar Shirt】や【KINTSUGI Tee】を見ていただければ、より魅せられるはずです。
掛け花籠
日本では昔、花籠などの竹製品は、花を生けるだけの実用品としてではなく、観賞の対象でもあったそうです。
そういった日本人の美意識は、現代の竹工芸の発展に大きく貢献しております。
【BASKET WEAVE Coaches Jacket】の籠編みデザインのインスピレーション源です。
金継ぎ同様にこちらも一緒に見ていただきたいです。
その他にも...小川商店がセレクトする民芸品はそそられるものばかり。
襤褸たっつけ・刺し子
『お店に通ってくれる方の中には、襤褸を集めている方も多くいます。』と小川さんにお伝えして、襤褸のたっつけや刺し子生地もご用意していただきました。
何十枚もご用意していただいたので、1枚1枚見比べるだけでも楽しんでいただけると思います。
アーミッシュピッグドール
アーミッシュが農作物を保管するときに使用していた袋で、お土産として作って売っていたピッグドール。
大、小の2サイズ。
大きいサイズはクッションや置物として、小さいサイズは、尻尾の輪っかにひっかけて、キーホルダーとして楽しめます。
アーミッシュピッグドールにつきましては、POPUP終了後も店頭にて販売を継続いたします。
日本の民芸品だけでなく、こういった世界の変わり種もあるのが、小川商店さんの面白さ。
また、今回ご紹介しきれていない世界の民芸品もご用意しておりますので、是非お気軽に遊びにいらしてください。
2022年を締めくくるのにぴったりなイベント。店頭でまったりとお話をしながら楽しみましょう。
最後までありがとうございました。
※小川商店POPUPの、販売価格などで気になることなどがございましたら、お気軽にお問い合わせください