こんにちは、長谷川です。
構想から1年以上。KUONオリジナルのお香がついにリリースさ
それでは早速お香のご紹介をしていきます。
また、東京香堂さんの素敵なアトリエでの撮影の協力をしていただきました。お香の香りと同様に心地の良い写真と動画もご覧ください。
東京香堂-TOKYO KODO-
東京香堂アトリエ兼工房での作業風景。調香後に練り合わせてお香の形にしていきます。
まずは、簡単に東京香堂さんについてご説明します。
1935年創業の寺院専門の線香を取り扱う家業の3代目として生まれたペレス 千夏子が香水の都と呼ばれる南フランスのグラースで学んだのちに、ペレス ジョフレと設立。『香水の調香技術・センス』と『燃焼することで香るお香』の両者、日本と西洋の伝統技術を融合させた新しい香りを提案しています。
東京香堂さんの特徴は、調香から生産までをアトリエ兼工房で行っております。ペレス 千夏子さん曰く、お香はエッセンス(フレグランス)の調香と粉の調香(練り上げる)の2工程があり、物理的に相反することが多く、焚いた時に香りの誤差が出ることがあります。
その誤差を出さないために、アトリエ兼工房で一貫体制にて生産をしているそうです。細部にまでこだわっているモノつくりの背景は、KUONのモノつくりと通ずるところを感じさせられます。
また、『香りは見えないアート』という想いから、なるべく天然原料に拘り、空間の広がり方、煙の出方、焚き始めから終わりまで香りの出方を別棟でチェックしながら製作しています。
KUONのアトリエでデザイナーが構想から商品の完成まですべてをチェックしているのを見ていて、ここにもまた通ずるところを感じました。
KUONオリジナルお香
KUON Incense Sticks
Price: ¥3,300(tax included)
※1箱10本入り
今回のKUONオリジナルお香は、代表の藤原が東京香堂のペレス千夏子さんへ『スン、とする香りを』と依頼をしたそうです。更にペレス千夏子さんにはKUON Flagship Storeへ足を運んでいただき、香りのイメージを膨らませてもらいました。
日本と西洋の伝統技術の融合した香りの提案。KUONの得意とするモノつくりと近しくて親しみを感じます。
そんな、お香。
私が入社した今年の1月に藤原さんから『今お香を作っている』って話を聞いていました。冒頭にも書きましたが、構想から1年以上の時を経てやっと発売が決まりました。
ここまで時間がかかってしまったのも、東京香堂さんは、コンセプトから紐付けて世界各地の原料を厳選調達し、調香している為です。
時間はかかりましたが、妥協をせずこだわって作られた『スン、とする香り』。火をつけて焚き始めはいわゆるお線香の香りですが、次第にスンとするスッキリとした爽やかな心地よい香りを楽しんでいただけると思います。
また、今回作成いただいたお香は、原料の特性で香りが熟成してゆきます。この辺りもKUONの語源である『久遠』と結びつけて作成していただきました。
香りについては、文章で伝えるのが難しいので一度お試しください。お近くの方はお店に来ていただければ、試していただくことも可能です。
最後までありがとうございました。