こんにちは、長谷川です。
雨が水面に形作る波紋、砂浜に打ち寄せる波、竹籠の網模様…今コレクションで表現された『線』が徐々に揃い始めました。
そしてもうひとつ、日本の伝統的な陶磁器、漆器の修理技法の『金継ぎ』を表現したアイテムも少しずつですが揃い始めています。
今季は時世の影響で予定通りに商品が揃わず、毎週少しづつ発売という流れになっており、ご不便をお掛けして大変申し訳なく思っております。さながら、コロナウイルスの影響で開幕に間に合わなかった助っ人外国人を待っている気持ちです。
ですが、入荷アイテムのお知らせや、店頭やオンラインストアをこまめにチェックしてくださったりと、皆様とのコミュニケーションの機会が増えて、密かに嬉しく思っていることもございます。
それでは、少しずつ店頭に揃い始めた『線』をご紹介いたします。
波紋パッチワーク
コーデュロイ、ウール、モールスキン、スウェットなどなど今季のコレクションで使用されたアイテムの端切れで制作されているため、今季のコレクションのエッセンスが詰まっているパッチワークです。
店頭に並んでいても力強い存在感。
ですが、よく見るとスウェット生地の端がくるんと丸くなっていたり、ウール生地の毛糸が飛び出ていたり、かわいい一面もあります。
手刺し子によるパッチワークは、同じパターンが存在しない唯一無二の表情。
作りはレギュラーカラーシャツですが、ジャケットよりも重みがあって羽織としても楽しめる1着です。ファッションに特化したデザインながらも、職人さんの技術があってこそ誕生した今季の波紋パッチワーク。
他にも、シャツジャケット、ショーツ、スリムパンツも入荷しております。
『金継ぎ(呼び継ぎ)』
Multi Patterned Dickie w/Hand Stich
金継ぎの一種『呼び継ぎ』からインスピレーションを得て、異なる生地の柄や編み柄を組み合わせて制作されたアイテム達。ジャケットは無地とストライプのウールを光沢のあるサテンで繋ぎ。ディッキーは数種類の編み柄を組み合わせています。接続部分を裁ち切りにしていたり、手刺繍を採用していたりと素朴な一面もあります。
金継ぎジャケットとセットアップになるパンツの入荷や、金継ぎニットのセーターやカーディガンも今後入荷予定です。
Coming soon
今季はインパクトあるアイテムの入荷がまだまだございます。
入荷次第、ブログ、メルマガ、インスタグラム等でご案内いたしますので、チェックしていただけますと幸いです。
最後までありがとうございました。