こんにちは、KUON Flagship Store マネージャーの長谷川です。
12月です。
頑張って買ったコートやパンツ、挑戦してみようと手を出したジャケット等、『どうやって合わせようかな?』と、洋服が一番楽しいシーズンだと思います。
KUONのブログを読んでいる皆様の中には、
『秋冬の洋服はもうお腹いっぱいだよ』って思っている方もいるはず...
ですが、冬はやってきたばかり。(気象庁の定義では、12月から冬らしいです。)
これから秋冬の洋服を買おうかな、と思っている方も、お腹いっぱいの方も、私個人で2022年秋冬コレクションを勝手に振り返るので、最後までお付き合いください。
今シーズン展示会でオーダーしたアイテムと、2022年買い納したいアイテムをご紹介いたします。
①SASHIKO Trimmed Kimono Color Jacket
【SASHIKO Trimmed Kimono Collar Jacket】
2022年2月のバイヤー向けに行われたKUONの展示会で、一目見てオーダーを決めたジャケット。
オーダーした当時、来期はジャケットを羽織って”シュッ”としようと決めていました。
思惑通り、店頭で『長谷川さんなんかいつもよりビシッとしていますね。』と、言っていただいたので満足です。(笑)
今までありそうで無かった、和服を彷彿させるKUONオリジナルの衿にも惹かれたし、KUONで黒い服っていうところが新鮮だったり、襟の手刺し子に温もりや優しさを感じたり...惹かれる条件が揃っていました。
更に、羽織ってみると袖と後ろ部分がジャージー素材で、伸縮性があるので本当に楽!
ジャケットですが、カーディガン感覚で着用出来て、今季大活躍です。
②AIZOME KASURI×NYLON Cargo Trousers
これは、過去シーズンのカーゴパンツがアップデートして再販売になったのですが、いつもデザイナーが穿いていて、良いなと思って見ていたので、展示会で即決。
店頭でもご好評いただき、入荷後1週間ほどで完売となりました。
同型のコーデュロイ生地で制作されたパンツについては、こちらでご紹介しております。
既に3回ほど洗濯をしているので、生地はだいぶ柔らかくなってきました。絣織りの色の落ち方などは、経過観察していきます。
③Marine Blueのセットアップ
【FANAGE CORDUROY Belted Trousers】
『これはもう色ですね。』
今シーズンのアイテムの中でも、一際目立った美しい発色の良いマリンブルーに惹かれてオーダーをしました。
マリンブルーと、今回採用したファナージュコーデュロイが相まって、放つ存在感は激しめです。
ですが、太畝のコーデュロイが毛羽立ってふわっとしたクラフト感、光沢のある上品さが、うまく調和していて、激しいんだけどバランスのとれたアイテムでとても重宝しています。
(個人的には、写真のように袖を一折して、袖裏の光沢ある生地を見せて着用するのが好み)
今季のテーマ”Sen”が、前身頃、袖部分のコーデュロイとは対照的な生地で切り替えがあったり、コーデュロイの畝で現れているのかな?と感じます。
前見頃には綿が入っていて、立体的に見えて面白いし、綿が入ることによって軽くて暖かいです。
あと、デザイナーに言われるまで気が付きませんでしたが、袖のラインは徐々に太さが変わるようにデザインされていて、縦のラインがスッキリと見えるように視覚に訴えたつくりとなっています。(スタイルが良く見える効果)
続いてパンツ。
ご存じの方も多いと思いますが、毎シーズン展開しているベルテッドパンツ。しかし、シーズンで使用する生地に合わせて、形やシルエットの微調整を行い洗練されていく、定番なんだけど定番じゃないパンツ。
もちろんこの色に惹かれてオーダーしましたが、ウエストから膝辺りまではゆとりのある安心感と、ひざ下から裾にかけて緩やかに効いたテーパードの美しさ。
楽で、美しいシルエットのパンツ。
ついつい、何も考えないで穿いてしまいます。
店頭に来た際は、穿くだけで良いので試してください。
『楽で、美しい』を分かち合いたいです。(笑)
ここまでは、今シーズンオーダーして普段着ているアイテムのご紹介でした。最後に、今シーズン個人的に買い足したいアイテムをご紹介いたします。
COTTON FLANNEL 2-Way Tuck Trousers
【COTTON FLANNEL 2-Way Tuck Trousers】
2022SS コレクションの立ち上がりで、“2022年一番穿くパンツ”とご紹介したハカマパンツの2022FW コレクションバージョンです。
今シーズン使用するコットンフランネルの生地に合わせて、シルエットを微調整しているので、昨シーズンよりもヒップ周りはスッキリとなりました。
もちろん、昨シーズンのナイロン生地バージョンの軽さや楽さ、着用時の揺れなど気に入っています。
ですが、今季のハカマパンツは厚みのあるコットン生地でタックがより鮮明に入るので、ナイロン生地よりもハカマ感が増しています。
内側でボタンを留めた場合
外側でボタンを留めた場合
インタック、アウトタックそれぞれのタックの入り方や、シルエットの変化が、厚手のコットン生地を使用することで、くっきりと見えます。
9.5分丈なので、ウエストの位置でレングスを調整して履けるのもありがたい。
コットン生地のブラックパンツ...間違いありません。
それでは、最後までありがとうございました。
本日ご紹介したアイテムはこちらから
【SASHIKO Trimmed Kimono Collar Jacket】
【AIZOME KASURI×NYLON Cargo Trousers】
【FANAGE CORDUROY Belted Trousers】