こんにちは、長谷川です。
3rdデリバリーのKUONシグネチャーアイテムが入荷して気が付いたんですが、アップサイクル襤褸コーチジャケットの実物を見るのは今回が初めてでした。
写真で見ていた限り、パッチワークのかわいいコーチジャケット的なイメージでしたが実物を見ると全然違います。確かにインパクトはあるんだけど、洗練されていて…『なんか、カッコいい』
放つ雰囲気が違うので『なんか、カッコいい』っていう感覚だけで売れてしまうアイテムな気もしますが、個人的にとても気に入っているアイテムなのでご紹介いたします。
VINTAGE BORO PATCHWORK Coaches Jacket
VINTAGE BORO PATCHWORK Coaches Jacket
¥275,000(tax included)
KUONシグネチャーの襤褸ジャケットを制作する過程で出た、襤褸の切れ端を使用してパッチワークが施されたコーチジャケットです。
伝統的な表情とモダンな表情がうまく融合されており、大人なストリートアイテムだと思っています。
あと、写真もとても素敵ですが、実物は写真の何倍も存在感を放っています。ですが、着用してみると落ち着きも感じられる不思議な1着。
100年以上昔の襤褸の端切れは、火で焼けた跡があったり、溶けるように破けていたり、色が落ちていたり、落ちていなかったり、1着で様々な時の流れが感じられて、それは劣化や汚れというよりも、積み重ねられた歴史そのものが唯一無二のデザインとなっております。
手のぬくもり
先ほども書きましたが、シグネチャー襤褸ジャケットの端切れを使用してパッチワークが施されております。
この刺し子は東日本大震災で被災された方々にお願いをして、施されています。
時間をかけて針を通していく手刺し子は、機械では表現できないような温かさや優しさがあって本当にスペシャルな1着です。
そして、刺し子をすることによって得たお給料で、お孫さんにお菓子やおもちゃを買ってあげたりしているみたいです。
この話を藤原さんから聞いた時とてもほっこりしました。
積み重ねられた時間によって生まれた唯一無二のデザイン、手のぬくもりあるパッチワーク、そこにデザイナーのスキルが加わった1着は間違いないスペシャルなアイテムだと思っています。
これからの時期は白Tの上に羽織るだけでカッコいいし、冬はコートの下に着用しても存在感を放ちます。
売れてしまったらすぐに再生産っていうアイテムではないので、この機会にお試しください。
最後までありがとうございました。