FW26 — Two Standout Pieces in KUON’s Ten-Year History

FW26 — KUONの10年の中でも、特別な2着。

こんにちは、藤原です。

今日は、FW26の中でも、とびきり特別な2着をご紹介します。Sashiko MA-1と、Sashiko Crest Snow Parkaです。

今シーズンのスペシャル中のスペシャル。KUONの10年のコレクションを振り返っても、僕にとって特別な2着です。

刺し子を手がけるSASHIKO GALSの技術と、KUONが積み重ねてきた服づくり。その両方が詰まった2着です。

Sashiko MA-1

Sashiko MA-1
¥825,000(税込)
Color:Dark Navy

まずは、この刺し子を少し近くで見ていただきたいです。

身頃に施しているのは、氷紋柄の寄せ模様刺し子。氷がひび割れたときの不規則な線を文様にしたもので、暖かくなって氷が割れる、春の訪れを意味する柄でもあります。

ひとつの模様から、隣の模様へ。針目の向きや密度が変わることで、同じネイビーと白の組み合わせの中に、いくつもの表情が生まれています。

全体を見たときのかっこよさと、近づいて一針ずつ見たときの面白さ。写真でも、ぜひ少し拡大して見てみてください。見ているうちに、別の模様にも目が向いてしまうと思います。

シルエットはコンパクトに仕上げています。上下どちらからも開けられる逆開ファスナーを採用しているので、裾側を少し開けて、インナーとのバランスを楽しむこともできます。

そして、リバーシブル仕立てです。

裏返すと、ぐっと落ち着いた表情になります。これだけの刺し子を内側にして着るのも、なんだか贅沢ですよね。

いつものカットソーやデニムに、さらっと合わせる。気分に合わせて表裏を変える。細かな手仕事を楽しみながら、自分の着方を見つけてもらいたい一着です。

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Sashiko Crest Snow Parka

Sashiko Crest Snow Parka
¥990,000(税込)
Color:Dark Olive / Size:One Size

もう一着は、こちらのコート。ダークオリーブの生地に、色とりどりの刺し子とワッペンが重なった、遊び心のある一着です。
LOOKでもインパクトがあり、メディアでも注目されています。

こちらは、身頃のワッペンにも注目していただきたいと思います。使っているのは、過去のKUONでつくってきたオリジナル生地の余り布。それをワッペンにして、刺し子で縫い付けています。

以前のコレクションをご覧になっていた方は、見覚えのある生地が見つかるかもしれません。

そのときの服のためにつくった生地が、時間を経て、別の服の一部になる。小さな布にも、それぞれの柄や素材の面白さが残っていて、新しい組み合わせでまた違った魅力が生まれる。ここにも、KUONで続けてきたアップサイクルの楽しさがあると思います。

袖には、MA-1と同じ氷紋柄の寄せ模様刺し子を施しています。こちらは糸の色もさまざま。丸みのある袖いっぱいに模様が広がっていて、身頃のワッペンと合わせて、見る場所によって印象が変わります。

ベースは、スノーパーカやモッズコートのカスタムから着想を得た形。フード口、ウエスト、裾に入った紐でシルエットを変えられ、ゴム仕様の袖口が袖の丸みをつくっています。

これまでつくってきた生地と、今の刺し子の技術が、一着の中でつながっている。そういうところにも、10年のコレクションの中でこのコートを特別だと感じる理由があります。

こちらは一点もの。生地の組み合わせも、針目も、じっくり楽しんでいただきたいコートです。

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ぜひ、袖を通してみてください。

MA-1は身頃に、コートは袖に。同じ氷紋柄の刺し子でも、取り入れる場所や色、服の形で、これだけ違う表情になります。

針目を近くで見る。少し離れて、服全体を見る。そして、袖を通してみる。その一つひとつを楽しんでいただきたい2着です。

年末に向けて、自分にとって特別な一着を考えている方にも、ぜひご覧いただきたいと思います。長く着ながら、これからは持ち主の時間も重ねてもらえたら嬉しいです。

店頭では、刺し子の表情や着たときのシルエットまで、ゆっくりご覧ください。遠方の方は、オンラインストアの写真もぜひ。気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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