刺し子ストライプ

藍染×刺し子織り=遠州藍織り

こんにちは、長谷川です。

ついこの間、2022年を迎えたばかりの気持ちでしたがいつの間に3月。
寒い朝でも出勤の際に着るアウターは、自然と軽いものを選ぶようになってきました。3月に入って気持ちは完全に春夏です。
KUONのお客様は早かったですが、やっと私は淡い軽い春色に惹かれはじめました。

今日は個人的に、今一番気分な"2022春夏刺し子ストライプ"についてご紹介いたします。

刺し子ストライプデザインの着想については、今回ブログを書いて知ったので、書いていて楽しかったです。

遠州藍織り刺し子

静岡県西部の遠州地方は気候の関係もあり、古くから高い技術を持つ職人が育つ地域であり、現在に至っても日本有数の綿織物産地として知られております。

刺し子ストライプ


その遠州地方で、糸染めから織りまでを一貫して行っている創業150年の歴史ある老舗工房と協力して、KUONの刺し子ストライプは制作されております。

淡いブルーの部分はもちろん藍染。更に、刺し子糸には濃い藍染が施された糸を使用しており、風合いや優しさを感じる色合いで制作されています。
着れば着るほど風合いや味わいが増してくる作りなので、デザインを育てていくところも楽しめます。

『技術』と『感覚』

今季の刺し子ストライプは遠州藍織りの持つ、伝統的なモノつくりの技術に加えて、"アグネス・マーティン"という画家の作品から着想を得て、デザインされています。

刺し子ストライプ


アグネス・マーティンはカナダ出身の画家で、淡い消え入るようなグリッドのラインによる平面芸術を追求した女性のアーティスト。
晩年には、メキシコの自然光に満ちたアトリエで長い時間をかけて作品を描かれておりました。そんな作品は、淡い色彩の絵画から仄かな光や透明感を感じさせます。

『自然を見たときに感じるもの。自然の中に身を置いた時に感じる、美や自由といった感覚。そういうものを、私の作品を見たときにも感じてほしいのです。』

『私は自然を見たり感じたりするとき、美にふれたような感覚を得るのです。水は美しいし、木々も美しい。土ぼこりだって美しい。美にこそ、惹かれているのです。』

アグネス・マーティンの言葉です。

アグネス・マーティンの作品はどれも繊細なニュアンスを見せるような、光の明るさによって薄ぼやけた形態の無い世界観を感じるモノばかり。
ライセンス上作品の画像は添付できないので、興味のある方は調べて見て下さい。

そんな、アグネスマーティンの作品から着想を得て、石橋さんがデザインしたものが遠州藍織りの職人の技術によって作り上げられました。

"Color of Light"のコレクションのこういった背景を知っていただけると、今季のコレクションを益々楽しめるはずです。

最後までありがとうございました。

今季の刺し子ストライプシリーズはこちらからご覧いただけます。

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