コレクション: 高麗屋格子

高麗屋格子とは、障子のような格子です。四代目松本幸四郎が身につけた文様で、五代目・松本幸四郎が「幡随院長兵衛」役の時にこの 格子縞の合羽を用いて好評を博しました。流行して以来、松本幸四郎の屋号「高麗屋」を冠した名前で呼ばれるようになりました。歌舞伎ではそれぞれの家に深いかかわりをもつ格子柄があります。

光の反射を分散させ光沢が出にくい糸を使用したツイルを基布として、コットンのカツラギをボンディングした後に、オパール加工という特殊な加工によって表面のコットンの一部を溶かすことで織物とは違った立体的な柄をつくりだしました。

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